長与の生活を支える生活協同組合〈LaLaながよ〉

みなさん、生活協同組合（通称：生協）の仕組みを知っていますか？

生協は、消費者の一人ひとりがお金（出資金）を出し合い組合員となり、協同で運営・利用する組織のことです。つまり、地域のみんなでお金を出して、みんなで利用し、みんなで意見を出し合いながら運営をしています。（出典：生協ってなんだろう。）

近年、大手スーパーが出店するなか、〈LaLaながよ〉は地域に密着したお店でありたいと店長・町田大輔さんは語ります。

「産地直結」の生鮮食品たち

長与店の生鮮食品売り場には、地場の新鮮な「産直品」が並びます。
この産直品は、「産地直送」ではなく「産地直結」という意味が込められています。

また生協では、組合員さんが直接農家や工場を訪れ、見学会や交流を実施しています。商品だけのやりとりではなく、直接生産者・産地との交流し、顔の見える関係を築いてるからこそ、安心で美味しい商品を買うことができます。

組合員さん手作りのポップ

長与店では、お店に手作りの可愛いポップがよく掲示されています。これはなんと、組合員さんの手作り！お客さんでありながら、従業員のようにお店のことを考え、みんなでお店をよくしようとしています。

長与店は組合員さんやお客さんの声を大切にしています。入り口のそばには「組合員様からの声」という掲示板があり、ここには様々な声が届いています。返事は全て町田さんが手書きで書いて掲示していました。

ー「私は字はあまり綺麗じゃないですが、わざわざ書いていただいたものには感謝を込めて直筆で全てお答えしています。嬉しいことばかりではなく、厳しい声もありますが、わざわざ声を届けてくれたことに感謝をして即対応しています。」

地域の生活を支えるスーパー

長与店では台風がくる予報が出れば、買い溜めに備えて水やパンを多めに発注。また、車の免許を持っていない方や、お子さんが小さくてお買い物が大変な方向けに、ご自宅からお店までを無料送迎する「お買い物送迎車」の取り組みもされています。

さらに、店内のあちこちに地域の皆さんからのお手紙も掲示されていました。

地域の生活を支えるスーパー。いつも何気なく買い物をしてしまいますが、そこには地域への愛が込められていました。

ー「生協は地域のみなさんや、組合員さんに支えられています。思いやりを忘れず、お客さんに近いお店でありたいと思っています。」

町田さんは、地元北陽台高校に通い青春を過ごしたそう。「今とは違う風景の中で青春時代を過ごしましたが、今は便利になってとても住みやすい。母校の生徒がお店に来てくれることも多く、いつも学生たちを応援しています」と語ります。

地域を想い、地域からも愛されるスーパー。お買い物をする際は、ぜひ〈LaLaながよ〉へ。

店名：LaLaながよ
住所：長崎県西彼杵郡長与町高田郷1175-1
TEL：095-840-5300
営業時間：9:30-21:00
定休日：お正月（1/1.2.3）のみ
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〈LaLaながよ〉は「2021 ART Walking in NAGAYO」の協力事業所です。