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カチカチの硬い小豆(あずき)が、ゆるい火加減で時間をかけて、丁寧にアクをとられ、ふっくらやわらかく煮込まれていきます。
参加したのはいっぱいいろんなものを抱えた親子。
好きなお砂糖を選んでいいよ。
好きな大きさにしていいよ。
好きなあんで包んでいいよ。
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せいかいがないので何を選んでも、どんな味や形になってもほめてもらえます。
せんせいと参加者さんから優しい目線と優しい言葉をたくさんもらい、お母さんとこどもたちも小豆みたいにやわらかくなっていきました。
「へぇ〜…できるんだね」
「こげんできるって知らんやった。やらせてなかったけんね」
「上手たい」いつも怒ってしまうというお母さんの口からも、こどもたちに向けたやさしい言葉がぽつぽつと出てきました。
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娘ちゃんは、1日経った今日もみ館のことを話してくれているそうです。「せいかいのない、おはぎきょうしつ」が目指すのはまさにこれ。
「生きていたらみんな色々あるけど、今日と明日がちょっぴり楽しくなる」です。
関わってくださったみなさま、素敵な時間をありがとうございました。