![岩崎本舗本社工場店・代表の岩崎礼司さん](https://mi-kan.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/54CE5285-38E0-4ADB-A855-42B28ABCA345.jpeg)
長崎のソウルフード・角煮まんじゅうの工場が、長与町にありました。
お土産や贈り物で喜ばれること間違いなし、地元にも愛される長崎グルメ・角煮まんじゅう。そして、ローカルならではのCMでお馴染みの〈岩崎本舗〉。実は本社・工場を長与町に構えていることをご存知ですか?
ここで本社・工場を営むに至った経緯や、長与のまちとの関わりについて伺ってみました。
TVがきっかけで注文殺到!
〈岩崎本舗〉は、長崎市の大手町で創業しました。ある時、全国放送のテレビ番組に取り上げられたことで、驚くほどの反響がありました。
ー「ありがたいことに、製造数をはるかに超える数のご注文をいただき…。連日、夜まで受注や製造を行いました。大手町の小さな工場では限界がありましたので、長与町に敷地を見つけ、平成15年より移転することになったのです。」
![岩崎本舗・本社工場直売店の外観](https://mi-kan.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/14A43598-070A-410F-9BFD-6781F21AD75D.jpeg)
番組放送を皮切りに全国的にも知られ、長崎の贈り物としてますます浸透していくことに繋がりました。
また、せっかく新しく工場を移転リニューアルするならばと、国際的食品安全システム「SGS HACCP」の認証を取得。より安心・安全な長崎角煮まんじゅうを作る〈岩崎本舗〉へと歩みを始めました。
![岩崎本舗・本社工場の見学、HACCP認証について](https://mi-kan.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/1142C960-F398-4E15-979A-5E94FC1AB8D2.jpeg)
時津・長与で育った子どもは、一度は食べたことがある味。
〈岩崎本舗〉のこの地域ならではの取り組みとして、地元の小・中学校との繋がりがあります。
ー「10年ほど前から、時津・長与の小・中学校に対して、卒業式の日に弊社の長崎角煮まんじゅうを寄付しています。きっかけは、先代の社長が地元の小学校から講演会を依頼された際に、先生たちと意気投合したことから始まったんですよ。」
![岩崎本舗 本社工場店の内観](https://mi-kan.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/5FD8B1E2-8048-452C-9A34-89063D4E644C.jpeg)
長与町に〈岩崎本舗〉が工場を構えたことで生まれた、まちとのご縁を感じます。また、現在の社員スタッフの中にも、まさに小学生時代に長崎角煮まんじゅうを受け取った思い出のある人が、大人になって〈岩崎本舗〉に就職してくることもあるのだとか。
工場直売店だからこそ!ここでしか買えない「角煮きりおとし」
工場では、機械を活用しながら効率的に製造が進められます。しかし、機械だけでは出来ない工程は、きちんと人の手を入れることも重要だという工場長の古舘さん。例えば、角煮の切り分けは必ず工場スタッフの手作業で行われます。
ー「角煮は、単純にサイズごとに切り分ければいい、というわけではありません。肉の部分と脂身の部分の比率が大切なので、そこは人の目視で判断しないといけないんです。そうすると、余分な角煮が生じてしまうため、ここの直売店では“きりおとし”が販売されているんですよ!」
![岩崎本舗 工場直売店・角煮切り落とし](https://mi-kan.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/10/71E0CF34-FB50-444A-A998-A69397E45A56.jpeg)
なんと長与の本社工場店では、限定販売の「角煮きりおとし」を購入することができるのです!家庭の食卓にも〈岩崎本舗〉の角煮を活用できるなんて、お得でツウな楽しみ方だと思いませんか?
観光地や商業施設などの人通りが多い場所に店舗があるイメージですが、長与の本社工場店はのんびり・ゆったりとした雰囲気。アットホームな売店で、店員さんとおしゃべりしながら、美味しい長崎角煮まんじゅうを選んでみてくださいね。
店名:岩崎本舗 本社工場店
住所:長崎県西彼杵郡長与町斉藤郷1006-13
TEL:095-885-7788 / フリーダイヤル 0120-65-0806
営業時間:9:00-18:30
定休日:年中無休
ホームページはこちらから
〈岩崎本舗 本社工場店〉は「2021 ART Walkig in NAGAYO」の協力事業所です。