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〈ART Walking in NAGAYO〉 タルトヤヒュッケリ

長崎でタルトを買うならここ〈タルトヤヒュッケリ〉

〈タルトヤヒュッケリ〉は、長与のユーコーラッキーを抜けた商店街の一角にあります。5種類のフレーバーのタルトが楽しめる、人気のタルトの専門店です。店主の伊東大輔さんに〈ヒュッケリ〉のこれまでのあゆみや、お店を切り盛りする上で大切にしていることを伺いました。

定番の黒糖くるみのタルト、トルコ産白いちじくのタルトを含め毎日5種類のタルトが楽しめます
はじまりは、バイクでの移動販売

もともと伊東さんは福岡の飲食店で働いて、長崎に帰ってくることをきっかけに、独立。
小さくひとりでもできるサイズで…、ということで愛用のベスパ(バイク)で移動販売を始めたのが〈ヒュッケリ〉のはじまり。

実は、タルトをつくろうと思ってはじめたわけではないと語る伊東さん。

ー「最初は何を販売するか決まっていませんでしたが、バイクにも乗るサイズで、ひとりでもできることは焼き菓子かな…と思い、そこからタルトをつくり始めました

当時使っていたベスパは、現在でもお店の入り口で見ることができます。2008年に長崎市内でタルトの販売開始。その後2012年に、長与に移転し、今の場所に至ります。長崎市内の時は若い人がよく来ていたそうですが、長与に移転してからは小学生がたまに買いにきてくれたり、年配の方もきてくれるようになったそうです。

〈ヒュッケリ〉はテイクアウトのみ。アンティークなお店づくりが素敵です。
「なんとなく」の感覚を大事に

〈タルトヤヒュッケリ〉の名前の由来は、デンマーク語の「ヒュッゲ」からきています。意味は「居心地がいい時間や空間」。そんな伊東さんに、お店を切り盛りする上で、大切にしていることお聞きしました。

ー「基本的にはあんまり無理しすぎないことを大切にしています。あとは「なんとくこっちかな」の「なんとなく」という感覚を大事にしているかも。何か違和感がある時はやらないようにしています。」

「ヒュッゲ」が店名の由来であるように、伊東さんもどこか親しみやすく、居心地が良い雰囲気がありました。そして丁寧に作ったタルトは文句なしで美味しい。これはリピートしたくなります。

ー「ぜひ!きてください!とはなかなか言えませんが、「興味」があったらお立ち寄りください。」

最後の言葉も自然体で、とても印象的でした。
インタビューを通して、多くの人が通う理由がわかった気がします。この居心地の良さに興味があれば、足を運んでみてください。

店名:タルトヤヒュッケリ
住所:長崎県西彼杵郡長与町嬉里郷534−3−2F
TEL:090−2097−5699
営業時間:11:00-20:00(売り切れ次第閉店)
定休日:毎週月曜日と不定休
ホームページはこちら

〈タルトヤヒュッケリ〉は「2021 ART Walking in NAGAYO」の協力事業所です。

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