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〈wagayoのひとびと〉 ならざき ひろかず 地域認定理学療法士/コーヒー焙煎士

「理学療法士としての自分」を軸に、新しいことにチャレンジしたい

高校生のときに理学療法士を目指し始めました。そん頃はあんまり理学療法士ってメジャーじゃなかったとですよね。専門学校を卒業するときに、就職希望の病院に直接電話したら「1年待ってくれたらなぁ」って言われたんです。真に受けて1年後に電話したら、「まだ難しかね~」って。でもちょうど産休の方のおって、臨時採用ならと言って頂き、念願の病院で働き始めました。

そこから25年、今年に入ってからは認定理学療法士(※1)の資格も頂くことができました。理学療法士としての自分はこれからもずっと軸にあると思います。今までの経験を活かしながら、新しいことにもチャレンジしたいと思っとったとです。

珈琲との出会い
ならざきさん行きつけの喫茶店「パンプキン」のマスターご夫婦

病院に勤めていた時、仕事帰りに入った喫茶店「パンプキン」で、マスターが珈琲豆ば焼いとる姿に出会いました。カッコよかし、おいしかし、「あ~よかな~!」って思いました。

何回か通って顔ば覚えてもらった頃「俺にも焼かしてください!」ってお願いして、そこから焼く練習ばさしてもらいました。図々しいお願いを受け入れてくれたマスターには感謝しています。

そこから10年くらいかな、自宅で手網焙煎をしています。身近な人を自宅に招いて、小さな珈琲教室を開催したこともありました。

店舗がない掌(てのひら)の珈琲店

お世話になっているデザイナーさんに珈琲への思いを話していたときに、「掌の珈琲店」という提案をもらったんです。将来起業するとしても自分のできる範囲でやりたいし、焙煎には「手網」ば使いよるし、「てのひら」っていいんじゃない?って。

僕、人の応援をするのが好きなんですよね。この人と話したいなってときに、コミュニケーションツールとして珈琲があるといいなと思ったんです。豆からちょっとこう挽いて、丁寧に淹れてね。新鮮な豆ってふくらみがあるんですよ。そういうのも話のきっかけになるじゃないですか。

愛用の珈琲セット。奥様にプレゼントされたポットが特にお気に入り。
「掌の珈琲きょうしつ」をやりたい

み館では「掌の珈琲きょうしつ」ばやりたかですね。珈琲を通じて人を応援できるようなきょうしつです。
まずは自分自身のためにおいしい珈琲を淹れられるようになってもらえたらいいなと思います。

それから大切な人にも。イメージは「日曜日の遅めのブランチ」です。「日曜くらい、寝坊しとってよかよ」って淹れてあげられるようになったら素敵ですよね。そこにパンなんかも添えてね。誰かに珈琲を淹れるときって、そこに絶対コミュニケーションが生まれるでしょう? それがいいんです。

家では家族に珈琲を淹れています。娘ふたりは20歳と17歳で、昔みたいにそがん親子ずっと一緒におるわけじゃなかけど、珈琲は飲んでくれますね。「飲むね?」って聞いたら「飲む」って言うけん。まぁ、幸せなんでしょうね。

※1 理学療法士認定資格:日本理学療法士協会が認定している資格制度で、理学療法士の専門性をより高めていくことを目的とした資格。ならざきさんは地域理学療法分野の資格を取得している。

長与のまちのココが好き!

高田駅の桜。ちょっと前は菜の花もあったけんよかったけど。通勤の時に見て癒されています。

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