みんなのまなび場 み館は、昨年の「ART Walking in NAGAYO」に引き続き、今年も長与町を舞台にまち歩きイベントを開催します!
その名も、「まちのさんぽみち」。
素敵なマップを片手に、新しい長与の魅力やお気に入りの散歩道を見つけに行きましょう!
ウォーキングイベントの各種コース紹介
「まちのさんぽみち」は、11月1日(火)〜11月30日(水)の1ヶ月間、参加費無料・申込不要で体験できるウォーキングイベント。
マップやLINEを活用して長与町の各スポットを巡りながら、新たなまちの魅力を発見できる仕組みになっています。それでいて、ウォーキングすることによって「健康」なカラダを目指すこともできる、長与町らしい取り組みなのです。
また、「まちのさんぽみちコース」以外にも用意されているスペシャルコースはこちら!
■温泉ウォーキングコース(期間中、毎日開催。11月8日(火)休館日)
■西九州新幹線開通記念コース(11月の土・日・祝日 10〜17時開催)
■おべんとうウォーキングコース(予約は定員に達しました)
大好評につき、今回も受け入れ人数を拡大して実施する「おべんとうウォーキングコース」の参加店舗は、お肉のカーニバル、ふくろう庵、麺也オールウェイズ長与店に加え、新たにファンタスマーケットも!
すでに予約済みの方は楽しみにしていてくださいね。
今回初の企画となる「温泉ウォーキングコース」では、参加することで長崎温泉 喜道庵が割引料金で利用できる嬉しい特典付き。期間中は毎日開催で事前申し込みも不要ですが、基本的にお1人様1回までのご利用でお願いいたします。
喜道庵からのお知らせ
今月の休館日は、11月8日(火)となっております。
また、11月1日(火)〜2週間程度、女性露天風呂の工事のため、女性のお客様は露天風呂の使用ができません。内風呂のみのご利用となります。
さらに、ゴールで受け取れる参加賞や、アンケートに回答することで応募できる特別賞、コースの中で出会えるコラボイベントの実施など、ウォーキングを盛り上げる要素が盛りだくさん。
いろんなコースで長与町をウォーキングした後は、美味しいお弁当を食べたり、気持ちいい温泉に入ったりなど、あなたに合った楽しみ方で参加しましょう!
「まちのさんぽみち」への参加方法
気になるウォーキングイベントへの参加方法は、以下の2通り。
■スマホで参加(LINEを使います)
スマホで参加の場合は、初めにみ館の公式LINEアカウントへの友達登録が必要です。
友達登録が完了したら、公式アカウントのメニューの中から「きょうのウォーキングコース」をタップしてください。すると、その日に体験可能ないくつかのコースが候補として提示されます!
表示されたスタート地点の中から好きな地点へと目指し、ウォーキングスタート。
目的地に到着したら、キーワードが掲示されています。そのキーワードを公式アカウントで入力すると、次の行き先が表示される仕組みになっています。
「たどり着くまで、次の目的地がわからない」、「歩いたことがない場所や道に出会えるかもしれない」というようなワクワク感を持って参加することができるのです。
■マップで参加(スマホがない人でも参加できる!)
スマホがなくても、紙のマップを持って歩くこともできます。
今回製作したオリジナル長与町マップ「まちのさんぽみちマップ」を入手してください。
地図情報に加え、なにやら気になるイラストがたくさん載っています…!
配布場所は、みんなのまなびば み館、長与町役場、町民体育館、ふれあいセンター、ほか各公民館などです。
マップをゲットしたら、好きなスタート地点からウォーキングスタート!目的地に書いてあるキーワードを集めて行きましょう。
まちの魅力を散りばめた、寄り道したくなるマップづくり
今回、まちのさんぽみちマップを製作してくれたのは、長崎のイラストレーター・山本志保さんです。
ちなみに、実はこのウォーキングイベントの企画タイトル、最初は「まちのさんぽみち」ではありませんでした。
貞松「当初は、長与町を知るための”はじめの一歩”という意味を込めて、『ファーストステップ』というタイトルをつけていたんです。でも、ほかの店舗で志保さんが手がけられたマップを見て、『めちゃくちゃ良い!ぜひお願いしたい!』と思って。じゃあ依頼をしてみよう!となった時に、志保さんのイラストのタッチに英語のタイトルはハマらないなと思ったんです(笑)」
そこで、み館の職員たちで話し合い、ひらがなの柔らかさや「さんぽ」という言葉などが合うのではないかという意見の元、「まちのさんぽみち」になったのでした。
貞松「『散歩道』や『寄り道』をイメージできるようなものにして欲しいと思いました。『ここに描いてあるこのイラストって何だろう?』とか、『本当はそのまま行けばいいけども、ここなんか気になるからちょっと寄り道してみようかな』と言ったように、自分だけの散歩道を探していけるようなものを作ってくださいと、かなりアバウトなオーダーをさせていただきました(笑)」
マップには地図情報だけでなく、長与町にあるいろんなスポットやコンテンツがイメージイラストとして周りに描かれていました。
鶴の北帰行や、恵比寿像、中尾城、どんく岩、昔生息していたかもしれないカワウソ、郷によって異なる郷土芸能など、長与町のさまざまなモノやコトが登場。ゆるいタッチのイラストが可愛らしくて、このマップを眺めながらまちをウォーキングするのがとっても楽しくなりそうな予感がします!
山本「マップ制作のお仕事はよくあるのですが、今回は特に落とし込む情報量が多くて、うまくまとめらるか心配でした。皆さんの熱い意気込みが感じられましたね(笑)」
そのようにして、きちんと道を外さないよう、間違った道を描き込まないように細心の注意を払いながら、いろんな人の想いやまちの魅力を詰め込んだマップが出来上がったのでした。
ウォーキングがまちの魅力を知るきっかけに、健康への意識づけに
よくウォーキングをしている年配の方はもちろん、このイベントには30〜40代の方々にも参加して欲しいという思いがあります。主催の長与町役場健康保険課の嶋津さんを含め、さまざまな人が関わってこの企画が作り上げられてきました。
嶋津「普段なかなか歩くきっかけや機会がないと思うので、このイベントでご家族や友達と、みんなで楽しんで歩きながら新しい長与町を発見してもらえたらなと思います。あと、”歩数”にも意識を向けてほしい。歩数計やスマホのアプリなどで確認しながら、より多くの歩数を稼ぐことで、毎日の健康づくりへの意識を持つきっかけにしていただきたいです」
長与町役場では、以前から長与町民向けに「健康ポイント事業」というものを行ってきました。参加者には歩数計を貸し出し、歩数に応じて得られるポイントで景品と交換できる事業です。
行政が積極的に「町民の健康増進」を図っている、ヘルシーなまちが長与町なのです。
マップの校正や、企画の最終調整会議では、各関係者がみ館に集結。白熱した時間になりました。
また、マップ制作の過程では、知らなかったまちの魅力が発見されることが多々あり、盛り上がる場面も。どうすればそこに誘導できるか、企画運営を担うみ館の視点、まちの魅力を正しく伝えたい役場の視点、見やすさを守るデザインの視点など、あらゆる方向から意見を出し合い、吟味していました。
マップ片手に各地をウォーキングする人々の姿や、ちょっと寄り道して知らなかったまちの魅力を発見するシーンが、これから1ヶ月間、長与町で生み出されていきます。
あなたも、自分だけのお気に入りのさんぽみちを探しに行きませんか?